お酒は飲まないのにγ-GTP値が高いのはなぜ?
「水分の摂り過ぎは今すぐやめなさい」より
γ-GTP(男性=60以内、女性=35以内)を超えると、医師から、「あなたはアルコール量が多いようですから、少し控えるように」と注意される。
「ガンにならないガンを治す血液をつくる」より
アルコールは飲まず、肉食を主とする欧米中心ではないのにもかかわらずγ-GTP、総コレステロール、中性脂肪の各値が高いのは、漢方でいう「水毒」にほかならない。
コーヒー、お茶、清涼飲料水などの水分を摂り過ぎ、排泄が悪いと、体を冷やし、コレステロールや脂肪の燃焼を妨げて高脂血症を招いているのである。
また、余分な水分は体内の水分の流れを滞らせる。肝臓の胆汁という水分の流れが悪くなると、γ-GTP値が上昇する。アルコールは飲まないのにγ-GTP値が高いのは、そのためであると推測できる。
《対策》
水、お茶、コーヒー、清涼飲料水など、体を冷やし体内の水分の排泄を妨げる水分の摂取を止め、紅茶、ハーブティ、こぶ茶、しょうが紅茶など、体を温め、賢血流をよくして、排尿や発汗を促す水分を摂るようにする。
塩、味噌、醤油、メンタイコ、チリメンジャコ、漬物、佃煮など、体を温める食べ物をしっかり摂るようにする。
入浴、サウナ浴、散歩やスポーツなどで体を温め、発汗・排尿を促すようにする。